白土三平論 (ちくま文庫) [ 四方田犬彦 ]

白土三平論 (ちくま文庫) [ 四方田犬彦 ]

ちくま文庫 四方田犬彦 筑摩書房シラト サンペイ ロン ヨモタ,イヌヒコ 発行年月:2013年09月10日 ページ数:509p サイズ:文庫 ISBN:9784480430991 四方田犬彦(ヨモタイヌヒコ) 1953年生まれ。

東京大学文学部にて宗教学を、同大学院にて比較文学を修める。

ソウルの建国大学校に始まり、コロンビア大学、テルアヴィヴ大学、明治学院大学などで、教授・客員教授として教鞭を執った。

言語表現と映像、音声、都市を対象に批評活動を行なう。

斎藤緑雨賞、サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、講談社エッセイ賞などを受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 漫画家になるまで/2 初期の貸本漫画/3 『忍者武芸帳』/4 六〇年代前半の長編/5 六〇年代前半の短編/6 『カムイ伝』/7 『神話伝説』と『女星』/8 カムイのその後/9 白土三平の食物誌/10 結論 自然を前にした人間の卑小さを語り、階級闘争を鼓舞、古代神話を説いて博物史に到る。

慢画家白土三平の本質とは何か。

幼少時から白土作品に深く魅了されてきた著者による体系的研究の書。

出自、貸本漫画時代、蜂起の哲学を描いた『忍者武芸帳』、階級差別を問う『カムイ伝』、そして食物誌まで、巨匠の全体像に迫る。

漫画図版多数。

文庫化に当たり、後日談「白土三平先生との一夜」を加筆。

本 文庫 人文・思想・社会


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